競馬にはたくさんの競走馬が出てきます!
中には面白い名前の馬やかっこいい名前の馬なんかもいたりして、見ていて飽きませんね!
それにしてもどうやって競走馬は名前が決まるのでしょう?
今回は名前の決まり方から名前を決める際のルール、そしてユニークな名前の馬を初心者向けに解説していきます!
もっと競馬を見るのが楽しくなると思います!
馬名を決める時のルールは?
基本的に馬名は適当につけることはできません!
馬主は馬の名前の候補が決まると、財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルに審査申請をして認可登録されないといけないのです!
つまり協会にしっかり認められた名前でないといけないということです!
そしてこの審査を通過するにはいくつかの決まりがあります!
- 一文字又は十文字以上の馬名はつけることができない。
- 商品名、会社名などを広告のために、そのまま使った馬名はつけることができない。
- 中央地方問わず、GⅠ勝馬名はつけることができない。
- 中央地方問わずGⅡ、GⅢの勝馬名はその馬が登録を抹消してから10年間はつけることができない。
- 中央地方を問わず、現役及び「馬の登録」を抹消後、5年以内は同じ馬名をつけることができない。
- 現役競走馬名を逆転したものや1文字だけ変更したもの等、現役競走馬と紛らわしい馬名はつけることができない。
- 種牡馬が死亡または用途を変更後15年間は同じ馬名をつけることができない。
- 繁殖牝馬が死亡または用途を変更後10年間は同じ馬名をつけることができない。
- 馬名としてふさわしくないものはつけることができない。
現在あなたが見ている競走馬や過去の競走馬は全てこのルールに則ってつけられていて、この中でユニークな名前やインパクトのある名前が生まれたのです!
変わった名前をつけるで有名な馬主がいる
珍名馬オーナーで競馬界で有名な小田切さんという方がいます。
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この方は自分の所有している馬に変わった名前をつけることで有名で、数多くの珍名馬の馬主となっているんです!
今の珍名馬の中で小田切さん所有の馬はかなりの数存在し、競馬ファンなら覚えておきたい一人となってます。
しかもこの方、ユニークな名前の競走馬だけでなくG1などの重賞馬なども輩出しており、名実ともに有名馬主なんです!
ユニークな名前の競走馬10選
ここから、実際に登録されているユニークな名前の競走馬を紹介します!
重賞に出場している有名馬からマイナーだけどユニークな競走馬まで登場します!
意外な馬主の馬も登場するかも!?
①モシモシ
2020年にデビューした牝馬。
電話に出る時の「もしもし」が由来とされてて、馬主は珍名オーナーで有名な小田切さん。
②キンタマーニ
名前で変な想像をしてしまいそうですが、実際はキンタマーニ村というインドネシア・バリ島にある小さな村の名前だそう。
なぜバリ島の村の名前をチョイスしたのでしょう・・
③ナンデヤネン
関西の馬かと思いきや、関東の厩舎所属の馬というなんとも言えない名前です、、
由来は「圧倒的に強い」だそう、、、
④カアチャンコワイ
馬主の親御さんは怒ると怖かったのでしょうか?!
似たような名前の「カミサンコワイ」とは意気投合できそうですね!
⑤オレサイキョー
自己愛あふれる思い切った名前ですが、残念ながら中央では1勝もできませんでした。
⑥シャア
機動戦士ガンダムに出てくる「赤い彗星のシャア」にちなんだ名前。
「アムロ」という実際にいる競走馬との対決が見たかったのですが、遂に対決には至りませんでした。。
実際のメンコの色も赤という、わかる人にはわかるガンダムネタですね!
⑦ドスコイサーファー
意味も由来も意味不明の名前ですが、なぜか相撲取りとサーファーが連想されますね!!
斜め上すぎる名前に耳に残る人も多いのだそう、、
⑧エエカゲンニセイジ
「馬主自身の戒め」という意味なのですが、関東の人間は思いました。 「セイジ、、何をした?」
⑨ベストマッチョ
この馬名、実はちゃんとした由来があったのです!
それはMucho(マッチョ)はスペイン語で「非常に逞しい」という意味で、逞しい男らしい馬という意味なんだそう。
⑩ネルトスグアサ
なんとなく夜更かししている図が浮かんできますね。
忙しい毎日なのでしょうか?
協会の審査は厳しいのか?
実際に世に出ている競走馬を見てみると、審査とはなんなのかと感じるかもしれません。
前項で書いたルールに基づいていて、被りさえしなければ割となんでも通るようですね!
審査落ちした名前は公表はされませんが、もしかしたら相当ひどい名前だったのでしょう、、
走ってるところは見たことないけど名前だけは知っている、なんていうのも競馬の楽しみ方の一つになってきていますね!
ちなみに最近、一文字の名前は禁止になりました。
まとめ
ここまで競走馬のユニークな馬名について紹介してきました!
まだまだたくさんの競走馬がおり、馬名のレパートリーもかなりの数存在します!!
- 馬名は審査がある
- ルールに則ってつける必要がある
- ルール内であれば割と自由
おしゃれな名前や下ネタ系などまだまだたくさんあります!
名前を一般募集をしている馬主もいるほど盛り上がっているのです!!
これから競馬をみる際には、馬名にも注目してみると面白いかもしれませんね!