「全通り買えば必ず当たるじゃん!」
これは競馬をする方は1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
しかし現実的ではないため実践した方って非常に少ないんです!
いくらかかるの?何通り買えるの?
今回は全通り買いについて値段や、組み合わせ数などの細かい数字を出してみました!
馬券を買うときの参考にしてみてください!
全通り買いは的中率100%!?
馬券を購入するときに、もし全通り購入した場合はどうなるのか?
それは当然100%的中することになります!
過去に三連単で1000万円を超える配当が出たこともあり、全通り買いは超大金を掴める可能性があるんです!
どの馬が何着に来ても必ず的中するので、オッズの高い馬が来たらラッキーですね!
ある意味必勝法とも言える戦法で、どの馬がきても的中するので安心してレースが見ることができます!
全通り買うと何点になる?
もし競馬で全通り買いを行うと果たして何通りになるのでしょうか?
競馬は最高で18ゲートで重賞等はフルゲートで行われることが多いです。
仮にフルゲートで全通り買いをすると、それぞれの馬券の点数はこのようになります!
- 【単勝・複勝】18点 総額¥1,800-
- 【馬連・ワイド】153点 総額¥15,300-
- 【馬単】306点 総額¥30,600-
- 【3連複】816点 総額¥81,600-
- 【3連単】4896点 総額¥489,600-
このように配当が高くなる馬券になるにつれて点数と金額が高くなっていき、利益になる確率は下がっていきます!
馬券は100円から購入が可能なので、1点の金額を上げるとその分総額も上がっていきます。
そのためレースが荒れれば利益として配当される確率は高くなりますが、人気順の結果になると総額を配当が上回らなくなり「トリガミ」となってしまいます。
全通り買いのメリットデメリットは?
全通り買いは必ず的中するので一見効率よく稼げると思いがちですが、良いことばかりではありません!
そこにはオッズと配当金が深く関係してくるのです!
レースは的中したが儲からなかったという悲しい結果にもなりうるので、メリットでメリットを見極めることが重要になるんです!
メリット
全通り買いのメリットはなんと言っても必ず的中するポイントにあります!
人気の組み合わせから人気の低い組み合わせまで全てを買っているので、どんな組み合わせが来ても的中するのです!
もしも人気の低い高配当の組み合わせが的中したとするとかなりの利益になりますね!
実際に過去に1000万円を超える配当がいくつも出ていて、実際にその配当を受け取って帰った人が何人もいます!!
もしあなたがそのレースで全通り買っていればそのうちのひとりはあなただったかもしれません。。
デメリット
全通り買いのデメリットで挙げられるのは「トリガミ」になることです。
実際これは、全通り買いでなくても起こりうることで、回避するにはオッズの確認が必須になります!
基本的に競馬のオッズは三連単でも4,896倍以上になることなどほとんどなく、全通り買いでもトリガミになることが多いので穴馬がくればラッキーという考え方の方がいいかもしれませんね!
もし買っていたらどうなっていた?
もしあのときに全通り買っていたらどうなっていたのか?
後の祭りではありますが、全通り買いのリアルな数字を肌で感じてもらえるとより現実的に理解することができると思います。
そこでここでは過去のG1レースの結果と配当を確認して、全通り買いをした場合の収支がいくらになるのかをシュミレートしてみましょう!
2020有馬記念(G1)
2020年の12月最後に開催された「有馬記念」
全部で16ゲートの出走で、三連単では3360通りなので全通りを買うと¥336,000-となります!
よって三連単では3360倍以上の配当がつかないとトリガミになってしまいます!
結果は単勝で2.2倍、馬単で113.6倍、三連単で501.5倍と思ったよりオッズがつきませんでした。。
仮に三連単で全通りを100円で買った場合は配当が¥50,150-となるので¥175,850の赤字となってしまいました。
このレースは比較的に人気順の通りに決着がついたので、悔しかった穴狙いの人は多いのではないでしょうか?
穴馬が上位に入らなかったので、どの馬券でも全通り買いするべきレースではありませんね!
2020ジャパンカップ(G1)
2020年の11月に開催された「ジャパンカップ」
全部で15ゲートの出走で、三連単では2730通りとなるので全通りを買うと¥273,000-となります!
よって三連単では2730倍以上の配当がつかないとトリガミとなってしまいます。
結果は単勝で2.5倍、馬単で6.1倍、三連単で13.4倍とかなり人気順ガチガチな結果となりました!
このレースで仮に三連単を全通り買ったとしたら配当が¥1,340-になるので¥271,660-の赤字になります。
こういった重賞は人気順でくることが多く、なかなか全通りを買って利益にできるような配当がつくことがありません!
事前に荒れると言われていたり、悪天候などで馬場が悪かったりしたレースなら可能性はあるかもしれませんね!
まとめ
ここまで馬券の全通り買いを解説してきました!
過去のレースでの各種馬券の点数の計算を行うことで、全通り買いをした場合の収支を確かめることができます!
トリガミの可能性が高いので、厳密に必勝法とは言えませんがレースの着順次第ではかなりの大金を手に入れることが可能なのです!
- 荒れたレースだった場合は大金が入る可能性がある
- 人気順に近いほどトリガミの可能性が高くなる
- 過去のレースを参考にシュミレートしてみる
全通り買いは普通に馬券を買うよりも収支的に確率が低いです。
しっかりと見極めるか大勝負に出たい場合に行ってみましょう!