競馬を始めて少し立つと「G1」という単語をよく耳にするかもしれません。
しかしこの単語聞いたことはあっても、初心者の中には細かく内容を知らない人も意外と多いのではないでしょうか?
「競馬をやってるのにG1がなんだか分からないんじゃ話にならない!」
その通り!G1は競馬の花形です!
ここでは初心者もG1の基礎がわかるように、3分で解説していきたいと思います。
これを読めば友達にG1の基本ををドヤ顔で披露することができます!!
いまのうちにG1についての理解度を深めていきましょう!
G1とは
G1とは重賞クラスの1つで、競馬の最高峰クラスの事です。
Grade1でG1(ジーワン)と呼ばれ、このG1の出場を目指して頑張っています!
つまり、1番質の高いクラスのレースになるので人気度も当然1位になってます!
基本的にレースのクラスは9つあり、上位3クラスで行われるレースは重賞と呼ばれます。
G1はこの重賞の中の最高峰レースですので、G1に出場することがどれほどすごい事なのかはお分かりになるかと思います。
G1が人気な理由
G1はレースの中でも最も人気なレースで、当日の競馬場にはとてつもない人数の観戦者が集まります。
ではなぜこれほどまでに人気なのか?
それはレースの出走馬にあります。
競走馬にはそれぞれストーリーや歴史があり、人気な馬ほど熱狂的なファンがいます。
そして血統などが話題の馬は、先代の馬のドラマも引き継がれたりもします。
それに加えて上位クラスで入賞した時の賞金が段違いなので、ファンから競馬関係者まで大勢の人が熱狂する注目のレースになるのです。
競馬ファンが特にG1に熱狂するワケは、ドラマティックな歴史を持つ人気馬が高額な賞金を賭けて競い合うからだったのです!
人気・実力ともに高い馬が最強を決める戦い、G1はいわば頂上決戦という事です!
レースのクラスはどうやって決まるの?
競馬のクラスは主に
- 収得金額
- 勝ち数
- 年齢
によって決まります。
↓クラスの基礎についてはこちらで詳しく解説しています!!
クラス分けにはそれぞれ条件がありますが、まず大きく分けて2種類あり
- 収得金額が1600万より上なら「オープンクラス」
- 収得金額が1600万より下なら「条件戦」
と区別されます。
オープンクラス
収得金額が1600万以上のクラス。
オープンクラスには「重賞」の3クラスと「オープン特別」と言うクラスが含まれています。
基本的には全ての馬が出場できるのだが、力の差が大きくついてしまうので収得金額1600万以上の馬のみ出場することができるよう条件が付けられていることが多い。
条件戦
条件戦は収得金額が1600万以下の馬が各条件に合わせたレースに出場するクラスです。
2019年頭に「〇〇万円以下」という呼称から「〇勝クラス」へと呼称が変わりました。
有名なG1レース
G1クラスのレースは年間20回以上も開催されています。
その中でも特に人気度が高く、集客率の高い人気レースをご紹介します!
宝塚記念
ファン投票で選ばれた馬が、阪神競馬場の芝2200mのコースを走るレース。
春競馬の最後のレースで、コース的に荒れやすいので配当が高くなる可能性が高い。
天皇賞
京都競馬場の芝3200mがコースで、G1レースの中で最も長い距離を走るレース。
ジャパンカップ
東京競馬場で芝2400mを走るレース。
国際的にも人気なG1レースであるので、海外からの参戦も多く非常に人気です。
日本ダービー
東京競馬場で芝2400mを走る三冠レースの第2戦。
「東京優駿」とも呼ばれ競馬界の象徴的なレース。
有馬記念
その年を締めくくるレース。
中山競馬場の芝2500mを走るレースで、馬券の売り上げは400億円とギネスに乗るほどの売り上げがある。
G1は競馬で一番面白いレース
ここまでG1について解説してきました。
G1レースがどれほど人気で、面白いクラスになってるのかおわかりいただけたでしょうか?
- 日本競馬の最高峰クラス
- トップクラスの馬だけ出場できる
- G1には様々な人気レースがある
競馬を嗜む者としてG1は欠かせない存在です。
ここまで理解頂ければ競馬を初めてばかりのあなたにとって、競馬の楽しみ方がまた1つ増えたのではないでしょうか?