もうすぐ東京オリンピックですね!
オリンピック関連の番組で時より「ケイリン」という単語を耳にした事があるかもしれません!
「競輪ってオリンピック競技なの!?」
そうなんです!ケイリンはオリンピック競技なのです!
しかし、正解であり不正解でもあります。
それはなぜか?
公営競技の「競輪」とオリンピックの「ケイリン」は厳密には別物なんです!
ここでは競輪とケイリンの違いがわからなく混乱してしまっているあなたのために、競輪とケイリンの違いについてわかりやすくまとめてみました!
これでギャンブルの競輪とオリンピック競技のケイリンの違いがわかりますね!
競輪・ケイリンとは?
まず初めに競輪とケイリンについて基本的な情報を軽く解説します!
- 競輪・・・ギャンブル、漢字で競輪と表記。
- ケイリン・・・オリンピック競技、カタカナで表記。
オリンピック競技のケイリンは国際基準になっているので英語やカタカナで表記され、公営競技の競輪を元に作られました。
この2つを混同される方がいらっしゃいますがルールがまるで違いますので間違えないようにしましょう!
競輪とケイリンの具体的な違い
競輪とケイリンは似ているようで少し違う競技という認識で大丈夫です!
ここから両者の具体的な違いを以下にまとめてみましたのでチェックしながら確認していきましょう!
①出走数が違う
まずこの2つは出走する人数が違います!
”ケイリン”は5~8人となっています。
”ケイリン”はギャンブルではないので少人数のレースでも問題なく開催されます!
②バンクの素材が違う
次にバンク(競争路)の素材が違います!
”ケイリン”は板張りの上で競争します!
これにより力の入れ具合やレース展開が変わるのでまた違ったレースをみる事ができますね!
③1周の距離が違う
次にバンク(競争路)の長さが違います!
”ケイリン”は250mと規格が決まっています!
これはギャンブル性を楽しむ”競輪”に対して国際的な競技として開催されている”ケイリン”の方がかっちりと定められているためです!
④周回数が違う
次にバンクを走る周回数が違います!
どちらも2000m勝負なのは同じです。
”ケイリン”は規格が決まっているので8周と決まっています!
これにより力の入れ具合やレース展開が変わるのでまた違ったレースをみる事ができますね!
⑤カント(傾斜角)が違う
カントという傾斜の角度が違います。
競輪のバンクはコーナーで外側に向かって高くなっているので体が内側に傾きます。
”ケイリン”は45度と少し勾配がきつくなっています!
このカントの角度によって捲られたり逃げやすかったりとレースの展開が大幅に変わってきます!
⑥レース形態
ラインができるかどうかが違っていてここが最大の違いとなっています!
一方”ケイリン”は完全に個人戦の傾向が強いので個々でで牽制しあったりして競う流れになります。
ラインの有無でもかなりレース展開が変わるので違った見方ができると思います!
競輪とケイリンの楽しみ方
上記では競輪とケイリンは別物だと書きましたがベースは同じ競技です。
競技のルール・仕組みとレースの目的が違うだけで乗り物やバンクの形は同じなので関係性がよくわからなくなってしまいがちです!
わかりやすくいうと“ケイリン”の原型は”競輪”です!
ギャンブルの競輪を元にケイリンが出来上がったので生みの親のような存在になりますね!!
まとめ
ここまでギャンブルの”競輪”とオリンピックの”ケイリン”の違いについて解説してきました!
ここまで違いが明白だととてもわかりやすいですよね?
- 漢字でギャンブルの【競輪】
- カタカナで競技の【ケイリン】
この違いさえわかっていればぱっと見でどちらがギャンブルかを見分ける事ができます!
ちなみに競技のケイリンはギャンブルの競輪を知ってる人なら一層楽しめるので、是非そちらもチェックしてみてください!