競馬を見てると「G1」「G2」などという言葉をよく聞くと思います!
しかし、初心者はこれが一体なんの言葉なのかわからない方も多いのではないでしょうか?
実はこれレースのクラス分けなんです!
レースのクラスにはそれぞれ特徴があり、このレースクラスを理解すると馬券予想に非常に有利なので是非覚えておきましょう!
レースのクラス分けとは?
競馬のレースは8つのクラスに分けられていて、クラスによって条件や賞金額が変わります。
出場する関係者(騎手や馬主、小屋)はクラスを上げて、常にこの上位クラスのレースを目標に奮闘しています。
8つのクラスの中で「重賞」という上位3つのGとついたクラス(G3〜G1)のレースは、一握りの最高レベルの馬しか出れず、人気も桁違いなので特に集客効果や賞金が高いです。
ランクが分かれる要因として馬の年齢や戦歴、収得賞金が重要視され、最初は新馬戦というクラスからのスタートですが、活躍していくとG3やG1などの重賞にも出れるようになっていきます。
クラスの種類はいくつある?
G1(重賞)
G1は最高格のレースであるオープンクラス重賞の頂点。
G1のGとは「Grade(質)1」の事で、最も質の高いレースという証である。
賞金も人気、来場者もトップクラスで条件戦も合わせて全部で22種類あります。
特に6億2400万円が賞金に回される最高賞金レースである「ジャパンカップ」は物凄い人気です。
- 日本ダービー
- ジャパンカップ
- 有馬記念
有名レースで言うと上記のレースなどがG1に入ります!
G1について詳しく書いてる記事はこちらです!
G2(重賞)
G2は最高格のレースであるオープンクラス重賞の2番目のランク。
G2とは「Grade(質)2」の事で、2番目に質の高いレースという証である。
賞金額や人気はG1とG3の間程度で馬自体のランクが変わると高ランクの馬には斤量(負荷)が背負わされます。
日経賞
阪神大賞典
京都新聞杯
などがG2に入る。
G3(重賞)
G3は最高格のレースであるオープンクラス重賞の3番目のランク。
G3とは「Grade(質)3」の事で、3番目に質の高いレースという証であり、賞金額や人気は重賞の中では1番下であるが、レースクラス全体で言うと問答無用でエリートクラスになります。
ちなみに馬自体のランクが変わると高ランクの馬には負荷が背負わされます。
シンザン記念
などがG3に入ります。
オープンクラス
収得金額1600万円以上で重賞ではないクラス。
重賞以外のオープンクラスレースは全てオープン特別と呼ばれる。
重賞ではなかなか勝ち上がれない馬が台頭している。
3勝クラス
収得金額が1001万円から1600万円の間のクラス
2勝クラス
収得金額が501万円から1000万円の間のクラス
1勝クラス
収得金額が500万円以下のクラス
新馬
デビュー戦のこと。
ここの新馬戦で勝った馬は次のランクに進む事ができ、負けた場合は未勝利戦へと進む事になる。
2008年に「メイクデビュー」と改名された。
未勝利
1着になった事がなく、重賞の2着にもなった事がない未勝利馬が出るレース。
有名なレース
エリザベス女王杯
11月中旬に3歳以上の牝馬限定で行われるG1レース 。
1975年にエリザベス女2世が来日したとして牝馬三冠レースの最終戦として創設された。
菊花賞
JRA主催で行われる3歳馬限定のG1競争。
開催場所は主に京都競馬場。
天皇賞
JRA主催のG1競走で主に東京競馬場で行われる。
有馬記念
12月に行われる1年を締めくくるレース。
場所は主に中山競馬場で行われる。
ジャパンカップ
11月末に行われる国際招待G1競走。
主に東京競馬場で行われる。
ランクとレース予想の仕方
競馬のクラスにはレース出場条件が設けられていて、各クラスのレースに出るにはその条件を満たさなければ出場する事ができません。
そして明らかに力量の違う馬が出るとハンデとして、斤量(きんりょう)という重りをつけて走らされます。
これにより、出場する馬の力量の幅が把握しやすくなるのでレース展開予想の大きなヒントになります。
例えば、斤量付きでは微妙だった馬も斤量無しだと早かったり、選んだ馬より成績のいい馬が出る場合にその馬に斤量がついていると勝率が高くなったりと、それも加味して予想していく事で的中率を上げていく事ができます。
まとめ
ここまで各クラスについて説明してきました!
どうでしたでしょうか!?
1回2回で覚えることは難しいのでやりながら覚えていく事によって、早く理解ができ確実に覚える事ができるでしょう。
これらの基本を意識しながらレース名やクラスをみていくと、自然とクラスやその他細かい所まで把握できるのではないでしょうか!?
とにかく基礎知識はここで学べましたので、この記事を参考に楽しく競馬予想をしてみてください!!