競馬を見ていると、レース結果で馬の横に「クビ」「アタマ」などが書いてあるのを目にした事があるかと思います。
しかし、初心者は見てもきっとなんのことかわからないと思います。
「わからなくていつもスルーしてしまう」
実はこの「クビ」などの着差は競馬予想に非常に重要な情報になるんです!
今回はこの<着差>について初心者にわかりやすく解説します!
しっかり覚えて勝率を上げちゃいましょう!
着差とは?
着差とは、次の馬とのゴール差を馬の体を単位とした距離で表示したもので、「クビ」「アタマ」など電光掲示板によく表示されている物になります!
着差は競馬予想に非常に重要となり、これから是非覚えて頂きたい部分です!
ちなみに競馬のゴールは鼻の先がラインにかかった時にカウントされるので、鼻の頭から次の馬の鼻までの距離を着差と言います!
着差の種類
着差には非常にたくさんの種類があります。
しかし初心者は全て覚えるとなると非常に時間がかかってしまうと思います!
そこで、すぐに着差を確認できるようにまとめてみました!
着差は全部で22種類あります。
- 同着 ハナ差(鼻差)
- アタマ差(頭差)
- クビ差(首差、頸差)
- 1/2馬身(半馬身)
- 3/4馬身
- 1馬身
- 1 1/4馬身(1馬身と1/4)
- 1 1/2馬身(1馬身と1/2)
- 1 3/4馬身(1馬身と3/4)
- 2馬身
- 2 1/2馬身
- 3馬身
- 3 1/2馬身
- 4馬身
- 5馬身
- 6馬身
- 7馬身
- 8馬身
- 9馬身
- 10馬身
- 大差
ちなみにゴール前にある判定用のカメラはフォトチャートカメラと言い、1000分の6秒にスリットが入れられている。
同着
同着とはほぼ同時にゴールしたということで、ビデオ判定などで勝敗が決められます。
ハナ差
ハナ差とは馬のハナ分くらいの差でゴールした状態で、スリットの数は3でタイムは0
アタマ差
アタマ差とは馬のアタマ分くらいの差でゴールした状態で、スリットの数は6でタイムは0
クビ差
クビ差とは馬のあご程度の差が開いている状態で、スリットの数は12 – タイム差は0〜1/10秒
1/2馬身
馬の体の半分ほどの差がある状態で、スリットの数は24 – タイム差は1/10秒
3/4馬身
スリットの数は30 – タイム差は1/10〜2/10秒
1馬身
馬1頭分の差が開いた状態で、スリットの数は33 – タイム差は2/10秒
1 1/4馬身
1馬身と4分の1の差がある状態で、スリットの数は37 – タイム差は2/10秒
1 1/2馬身
1馬身と半分の差がある状態で、タイム差は2/10〜3/10秒
1 3/4馬身
タイム差は3/10秒
2馬身
馬2頭分の差が開いた状態で、タイム差は3/10秒
2 1/2馬身
タイム差は4/10秒
3馬身
馬3頭分の差が開いた状態で、タイム差は5/10秒
3 1/2馬身
タイム差は6/10秒
4馬身
馬4頭分の差が開いた状態で、タイム差は7/10秒
5馬身
馬5頭分の差が開いた状態で、タイム差は8/10〜9/10秒
6馬身
馬6頭分の差が開いた状態で、タイム差は1秒
7馬身
馬7頭分の差が開いた状態で、タイム差は11/10〜12/10秒
8馬身
馬8頭分の差が開いた状態で、タイム差は13/10秒
9馬身
馬9頭分の差が開いた状態で、タイム差は14/10〜15/10秒
10馬身
馬10頭分の差が開いた状態で、タイム差は16/10秒
大差
10馬身以上の大きく差がついた状態で、タイム差は17/10秒以上
着差の読み方
着差は1位の馬と2位以降の馬で対象が変わります。
- 1位の馬・・・2位との着差
- 2位以降の馬・・・1位の馬との着差
基本的に1位以外は1位との着差だと考えるとみやすくなるかと思います。
そのため、順位が下がるにつれて着差は広がっていきます!
着差で予想をするには?
着差は状況によって変わるので、明確な基準というのがありません。
しかし、その馬のポテンシャルやタイプ、調子などは確認できるので確認しておくと良いと思います!
見るべきポイントは、その馬の直近レースの着差です!
前レースで1位と大幅な差がついていた場合はそれを踏まえた予想をしたり、2位との差があまりなかったら距離が合っていなかったのかな?なんて考えたりします!
着差の予想は様々な状況を読んで予想に反映させるので、少し難しいですが慣れてくれば非常に有効な要素となるんです!
まとめ
ここまで着差について解説してきました!
少々難しかった内容かもしれませんが、ゆっくり覚えていけば勝率が上がるようになると思います!
- 順位によって着差の見かたが変わる
- 予想する際は他の状況や要素も踏まえて行う
これらを意識することができれば、あなたも着差を参考に馬券を買うことができるようになりますよ!