「馬券の買い方ってなんであんなややこしいんだろう?」
競馬を始めたばかりの頃はそんなことを思っていました。
きっとこれを見ているあなたも、その場で馬券の種類を調べながらマークシートを書いていると思います。
こんな感じで慣れないうちは非常に複雑に感じてしまいます。
毎週毎週コンスタントに競馬場に行きいろんな馬券を買うことができれば慣れるのも早いのですが、大多数の人には時間とお金の制限がありそこまで行動ができないはずです。
しかし、ある重要なポイントを抑えることができれば似たような馬券の種類を覚える事は簡単なのです!
それは着順を固定するかどうかというポイントです。
競馬に限らず公営ギャンブルの投票券の種類の中には、順位固定の場合と順不同の場合の2つのパターンがあり、ここを意識するだけで複雑な馬券の種類を無意識に覚えることができるのです。
ここでは馬券の種類をイラスト付きで徹底的に解説し、あなたがもう調べなくても馬券が素早く買えてしまえるようにわかりやすくまとめています。
買う時の選び方
馬券の種類には9種類あり、それぞれ勝ちの条件が違います。
似たようなシーンでも種類によって賭け方が変わるのでしっかり各馬券の内容を把握する必要があります。
まず区別されるのは枠の予想か馬の予想か。
「枠連」という馬の予想ではなく出走枠の予想があるのですが、枠というのは割り与えらた枠番号を予想するというものです。
枠の予想の場合は、枠番号を記入して投票します。
馬の予想をする場合になると、次に予想する馬の頭数を決める。
基本的に1頭〜3頭までに幅があり、1頭だと「単勝」「複勝」などの1頭に絞る馬券が挙げられます。
2頭になると「馬連」「ワイド」といった2頭を選ぶ馬券、3頭予想の「3連複」「3連単」にもなってくると難易度が上がるのでオッズも上がります。
これが基本的な馬券の分け方になります。
頭数で分けると似た名前の馬券があることに気付きますね!
ここで、冒頭で話した順番の固定があるかないかを考えます。
「単」という文字がついていたら順番通りに予想する、「連」「複」などが入っていたら順番は関係ないですよって事なので、順番まで自信があったら「単」を買い3着までには入るだろうと予想をしたなら「複」「連」を買うと目当ての馬券を買うことができるでしょう。
例えば、
馬券の種類
単勝
【1頭・順固定】
1着に来る1頭を予想するシンプルな買い方。
オッズは低いが当たる確率が高いので初心者におすすめ。
1頭を見ればいいのでレースもシンプルに見れる。
複勝
【1頭・順不同】
3着以内に入る1頭を予想する買い方。
選んだ馬が3着以内に入ればいいので単勝に比べて当たりやすくなります。
枠連
【2頭・順不同】
2着までの2枠を順番関係なしに予想する買い方。
枠とは各馬に割り当てられた出走枠の事で帽子の色が目印になる。
馬連
【2頭・順不動】
2着までに入る2頭を順不同で予想する買い方。
順番関係なく2着までに入る2頭を選ぶので当たる確率が高く予想もしやすい。
馬単
【2頭・順固定】
1着2着に入る2頭を順番通りに予想。
2着までをぴったり当てる必要があるので難易度は高くなるがその分オッズも高くなる。
ワイド
【2頭・順不同】
3着以内に入る2頭を順番関係なく予想する買い方。
選んだ2頭が3着以内に入れば順不同なので初心者に最もお勧めしたい買い方で、比較的当たりやすいのでオッズも低め。
3連複
【3頭・順不同】
3着以内に入る3頭を順番関係なく予想する買い方。
順番は関係はないが、3頭全て3着内に入れないといけないので難易度は高い。
3連単
【3頭・順固定】
3着までに入る3頭を順番通りに予想する買い方。
3着全て順番通りに当てないといけないので難易度はかなり高い。
WIN5
【5R・1頭・順固定】
JRAが指定した5つのレースの1着を当てる買い方。
1レースでも外すと無効になってしまうため配当が非常に高いが難易度もかなり高い。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
似たような馬券がいくつかあり「どっちがどっちかな?」なんてごちゃごちゃになってしまいがちですが、先ほど紹介した頭数を決め順番を固定するかどうかの目線でみると区別がしやすくなると思います!
これらを意識しておけば自分がどの馬券を買うべきか、どの買い方を軸に予想していくかが定まってくると思います。
馬券の種類を覚えて競馬をもっと楽しんで見ましょう!