これから日本でも建設される可能性が高いIR(統合型リゾート施設)
施設の中にカジノが建設されるかもしれないということで話題の施設ですよね!
外観ってどのくらい大きいの?
しかしまだ建設前なので、どういった施設なのかはきっと想像できないと思います。
そういう時は海外のIR(統合型リゾート)を参考にすると、日本でできるIRがイメージできるかも!?
そこで海外で人気のIRを一挙まとめてみました!
綺麗なIRから迫力あるIRまでいろいろな種類があり、外観を見ているだけでワクワクしています。
ちなみに紹介するIRは全てカジノが入ってます!!
IRとは
IR( Integrated Resort )とは統合型リゾートの事で、ホテルや飲食店、温浴施設、映画館などに加えてカジノを併設した統合施設になります!
日本ではIR整備法(2018)の可決により、2025年あたりに建設される予定で現在様々な議論がされています。
IR建設の狙いは経済や観光の活性化と雇用の創出が主で、非常に高い経済効果が見込めるのですが、その反対に治安の悪化などの懸念事項も多いので慎重に進める必要があります。
世界の IR
今では世界に様々な IRが存在します。
日本にできる予定のIRがどういったものなのか、世界にある事例をみる事でイメージしやすくなると思います!
以下では人気で知名度の高いIR施設をピックアップしてみました!
ラスベガスアメリカ合衆国ーネバダ州
アメリカだけでは留まらず世界でも最も有名なIRです。
アメリカ合衆国のネバダ州にあり知名度・来場者数はNo.1でベラージオやMGMなどが名を連ねる。
現在は一般企業や不動産が運営をしていますが、元々は砂漠地帯だったこの土地にマフィアが介入しホテルやカジノを建設していったのがラスベガスの始まりなのです。
ラスベガス全体の売り上げは年間約6000億円と言われていて、カジノだけでその6割を補っています。
売り上げは人口密度の高いマカオには劣るものの、現在はカジノだけではなくショーなどのエンターテイメントにも力を入れていてカジノが70軒ほどある非常に大規模なIRとなっている。
マカオ-中華人民共和国
中国の特別区で過去にポルトガル領土でもあったマカオ島。
人口密度世界一のマカオは、1平方キロメートル当たり約1万8000人が住んでると言われていて、IRの売り上げはラスベガスを差し置いて世界1位となっています。
リスボアやシェラトン、ギャラクシーなど世界的に有名なホテルが存在し、ほとんどのホテルに設置してあるカジノの数は31箇所あるので気軽にカジノを楽しむことができます!
マカオの観光資源のほとんどがカジノによる売り上げとなっているので、マカオ=カジノと言っても過言ではありませんね!
シンガポール-東南アジア
シンガポールには
- リゾートワールドセントーサ
- マリーナベイサンズ
の2つのIRが存在しますが、1番印象強いのが写真にあるマリーナベイサンズでしょう。
3つのビルの上に1隻の船が乗っかっているようなビジュアルに高級感あふれるホテル内部は生で見ると圧巻です。
シンガポールはIRの代表的な成功例で、雇用の拡大率や経済活性化の面では非常に効果を発揮し日本が今後参考にするモデルケースでもあります!
ちなみにマリーナベイサンズで見れるショーなどのエンターテイメントは、世界的に高い評価を受けているので行った際は是非1度見ることをお勧めします!
モンテカルロモナコ
世界で2番目に小さい国【モナコ】にあるモンテカルロという地域には、古くからの歴史ある宮殿のようなIRが存在します。
非常に上品なこの施設はドレスコードも厳しく、Tシャツや短パンのような軽装での入場はできないようになっています!
客層も非常に良いので、まさに王宮にいるような感覚を味わうことができると思います。
カジノと同じくらい観光目的で渡航する人が多いので
- 「カジノと観光両方楽しみたい!」
- 「一味違ったカジノにいきたい!」
なんて考えている方にはお勧めです!
韓国-東アジア
日本に1番近いIRが存在する韓国。
ここには17箇所ものカジノ含むIR施設が存在し、売上の50%以上が「江原ランド」という自国民も入場できるカジノが占めている。
日本に近いという事で日本語を話す現地スタッフも多く、ドレスコードの指定も緩いので日本人でも行きやすいと思います!
一番の特徴はクレジットカードでの決済ができる事で、カジノに行って手持ちの現金だけじゃ勝負しきれないということになった時に、わざわざ日本から送金してもらったり質屋に行って現金を作るなど面倒な手順がなくなります。
クレジットカードが使えるなら遊べる範囲が広がるので、勝った時のリターンも大きくなりますね!依存症にならない程度に楽しんでください!
海外カジノで勝ったら税金はどうなる?
海外のカジノについて最も多くの方が感じるのはこの疑問です。
答えは「その国による」です。
国によってそれぞれ法律や条例が違い一概に課税非課税と決まっていません。
例えばドイツやフランスなどは、ギャンブルにおける利益は偶発的なものだとして非課税となっていて、プロギャンブラー以外は税金を払う必要がありません。
それに比べてアメリカはテーブルゲームが自己申告制で、スロットマシンやビデオポーカーは1200米ドル以上の利益でスタッフがやってくるので厳密に非課税とは言えないようです。
日本の場合は非課税?
ちなみに日本の場合はガッツリ課税対象となります。
日本でのギャンブルの配当金は「一時所得」という扱いになるので納税の義務が発生します。
しかし日本でも一時所得には控除対象があり年間50万円までは非課税として控除され、ここでも特に強制的に徴収されるわけではないので比較的日本も緩いのかもしれません!
海外カジノはやっぱり治安が悪い?
海外のカジノも目的は観光客にお金を落としてもらういわゆる「経済復興」が目的です。
人類史において誰かが得をする場所、お金の集まる場所というのはトラブルが付き物ですよね?
当然、カジノも例外ではなくこれまで数々の事件が起こっています。
フィリピンで発砲事件
2017年6月にフィリピンのマニラにあるリゾーツ・ワールド・マニラで男性が発砲するという事件がありました。
早朝にいきなり銃を発砲した男はそのままカジノ内のゲーム台に放火し、燃えたゲーム台から出た有害な煙を近くにいた多数の人が吸い込んでしまい亡くなってしまいました。
犯行動機は不明で、おそらくカジノ内にある現金を燃やす事が目的だったのではないかと言われています。
マカオで殺人事件
2008年11月にマカオで、マフィアの人間がバラバラにされているのが同国レンタルオフィス内で見つかった。
事件の発端は被害者がカジノで作った借金の返済を拒否したとして行方不明になったが、2ヶ月後に遺体で見つかりました。
その他の治安悪化事例
上記で紹介した事件はほんの1部でしかなく、その他にも治安悪化の要素は存在している。
お金が集まる場所なのでそこに群がる人々は多く存在し、売春婦や闇金、強盗、殺人などあげたらキリがないでしょう。
ましてや文化の違う、言葉の通じない国にいく時には渡航先の治安状況をチェックする必要がありますね!
それでも海外カジノの魅力はすごい
カジノがあると治安が懸念されると言っても訪れる人が多いのも事実で、そこには独特の楽しさと現地のカジノに行くメリットが存在します。
これらは日本ではなかなか味わえない観光客ならではの醍醐味ともいえるでしょう!
入場が無料
基本的に自国民が自国カジノに無料で入れる国はありません。
それはギャンブル依存症の防止と観光客のための配慮があり、逆にお金を落としにくる観光客は大歓迎で入場も無料、パスポートさえあれば入れます!
カジノは現地人ばかりだと思って行くと観光客の多さにびっくりしてしまいますよ!
非日常空間が味わえる
ギャンブルというものが合法的かつ大々的に行えるだけでなく、世界各国のカジノ施設は豪華で壮大な作りの建物になっている事が多いので、普段味わえないような気分になる事ができます。
日本にはない、その土地ならではの豪華な内装で行うギャンブルはとても引きつけられます。
もし勝つ事ができたらそれは夢のような思い出になる事間違いなしです!!
言葉が通じなくても大丈夫
海外は基本的に日本語は通じないですよね?
それは日本語を話す民族は日本人だけだからです!
しかし数字とゲームは世界共通なので、言葉を交わさなくてもルールさえわかれば一緒にギャンブルができてしまいます!
言葉も世界でもっとも多く話されてる英語の中から簡単な単語のみ使われていて、カジノに必要になる英語はきっと日本人でも理解する事ができるので、言葉が弊害になることはありません!
キャッシュカウンターの人も基本的に喋らないことが多いので、安心して遊ぶ事ができますね!
まとめ
ここまで各国のカジノとそのメリットデメリットを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本にできる予定のカジノも治安に注意して魅力的な施設になるといいですよね!
海外のカジノに行く際は
- 治安が悪いかどうかを事前に確認する
- 様々な人がいるので気を付ける
- 気をつけながら海外カジノを楽しんでみる
- カジノで使う簡単な英語だけ事前にチェックしておく
これらを気をつける事でトラブルなくカジノを楽しめると思います。
これから海外のIRやカジノに行こうとしてる人、日本のIRやカジノについてちゃんとした知識を付けたいと思っている方は是非こちらの記事で基礎を身に付けるのがオススメです!