数年前からカジノ解禁のニュースや話題がかなり増えてきました!
しかし具体的な部分についてはあまり公に公表されませんよね?
「どうして今更カジノを日本にオープンする必要があるの?」
なんて思っている方も多いかもしれません。
実はそこには、あなたにとてもメリットのある理由があったのです!
ここでは日本がカジノ設置に動き出した本当の理由を解説していきます。
この記事を読めば、カジノ関連のニュースも見方がきっと変わりますよ!
日本が賭博禁止だった理由
基本的に日本で賭博をすると賭博罪という罪に問われます!
正式には「賭博及び富くじに関する罪」という罪名で、50万円の罰金または3~5年以下の懲役が課せられる犯罪になります。
賭博が盛んだった戦前から制定されている歴史の深い法律ですが、非常に曖昧な”グレー”なラインの法律となっています。
賭博の内容ややり方によって賭博罪の種類が変わり様々なパターンの賭博罪が存在するが、国が認めたいわゆる「公営ギャンブル」は適用されない。
公営でない賭博が規制される原因は数パターンの見解があります!
- 強盗や売春等の犯罪を犯す入り口になる可能性
- 金銭をかける事で陥る精神的な不安
- 暴力団の資金になりうる
などが挙げられます。
しかし法律上の賭博罪に含まれないケースが存在するのです。
それは「すぐ消費されるもの(食品やタバコなどの嗜好品)を賭ける」事です。
つまり、勝ったらお昼のパンを報酬としてゲームするなどの一時的な景品には賭博罪は適応されません。
カジノを解禁した理由
ではなぜ規制が強かった賭博を解禁するという流れになったのか?
それは「日本の経済」に関係してきます。
日本は今経済的に冷え、債務もとんでもない額にまでなってきました。
しかしこれまで打開策を打てず、このままでは経済破綻になる可能性だってあります。
そこで経済効果の高い東京オリンピックの後に、同じく経済効果の見込めるカジノを解禁することにより国財政を立て直そうという感じです!
実際に他国でもカジノによって経済が良くなった事例が多数あり、うまくいけば日本全体が良い方向へと進んでいくのです!
日本は今こんな状態
カジノが景気に繋がることは理解頂けたと思います。
「日本ってそんなやばいの?」と思うかもしれません。
正直言って、やばいです・・・
日本の借金は現在1000兆円近くあり、どんどん膨らんでいく一方な状態であります。
しかし高齢者の割合が極端に多い日本ではなす術がありませんでした。
それでも解決策として考えられていたのが、国民が消費を高めること。
個人所得の格差が開きつつある現状ではまだ現実的ではありませんでしたが、カジノの設置により観光客が増えることで税収の限界を上げてしまおうということです。
それがいまIR法(カジノ法案)が可決されてからは現実をおびてきたのです。
したがってこれからのカジノ建設に対しての国民全体の意識が大切になっていきます。
カジノで変わった後の日本
カジノが成功したとしたら、日本はどうなっていくのでしょうか?
これから変わると思われる日本の状況について考えてみましょう!
経済面
経済面については、売買の頻度が増えていくと思います。
観光客が増加することで様々なニーズに対応することになり、商店や各種サービスなどの販促活動が活発になっていくでしょう。
しかし、私たちの生活の軸になっていた商品に加えて他文化のアイテムまで扱うことになるので、商品選定の幅が広がることにより個商品の購買数が著しく減少することが懸念されると思います。
日本全体の消費活動については盛んになる一方で、地方にお金が流入する度合いが減っていくので地域によって経済格差が生じる可能性があります。
雇用面
雇用面については、サービスのターゲットの幅が増えるので一時的に増えていきます。
業種の幅も広くなり、企業や店舗が雇用する数は増えていくでしょう。
しかし業種によってターゲットの幅が違うので賃金の格差が生じます。
それに加えて訪日客の波が落ち着いたあとは一気に雇用数が減るので、それに対する対策案が重要となっていくでしょう。
まとめ
ここまでカジノがなぜ日本に必要なのか解説してきました。
カジノによる経済効果と雇用の促進について理解頂けたと思います。
- 時代の動向を読む
- 懸念点も視野に入れながら動く
- 流行の先についても想定しておく
これらを把握しどのように変化しても個人で判断ができるようにするべきだと思います。
カジノについては更に深堀りした記事もあるのでチェックして見て下さい!